【パーソナリティ千波留の読書ダイアリー】

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  • Опубликовано: 8 фев 2025
  • 【パーソナリティ千波留の読書ダイアリー】
    #0120 朝井まかて『すかたん』
    ラジオパーソナリティで、読書感想文の講師をしている池田千波留です。
    音声アプリで配信している声の書評をRUclipsでも聞けるようアップしました。
    【タイトル】すかたん
    【著者】朝井まかて
    【出版】講談社文庫
    まんじゅう屋の娘だった知里はチャキチャキの江戸っ子。
    美濃岩村藩のお侍に見そめられ結婚。夫の転勤(?)で大坂にやってきたものの、夫は急な病で亡くなってしまった。
    たった2年で終わった結婚生活。実家はすでに代替わりしていて兄が店を継いだ。帰っても居場所がない。
    それより何より江戸に帰る路銀がない。夫は清廉潔白な人で、賄賂などをもらう習慣がなかったし、
    余ったお金は全て国許に送っていたから家に余分なお金がないのだ。
    身寄りもない大坂で一人暮らすことになった知里は子どもたちに手習を教えることで生計を立てようとしたが、知里の江戸弁を面白がる子どもたちにからかわれてばかり。子ども相手についムキになる知里はすぐにクビになってしまう。
    しかも貧乏長屋に空き巣が入り、金品が奪われて家賃も払えなくなってしまった。
    絶体絶命の知里だったが、ひょんなことから天満青物市場の頭取を務める河内屋に住み込みで働くことになった。
    当面、給金はもらえないが、食事が出て寝るところもある。これ以上望むことはない。
    河内屋の跡取り息子は「青物狂い」と言われるくらい、野菜にのめり込むちょっと変わった若旦那。
    突拍子もないことを考えついては大問題に発展する。それになぜか関わってしまう知里だったが、徐々に若旦那がただの道楽ものではないとわかってくる。それに従って、若旦那が気になって仕方なくなるのだが……
    (朝井まかてさん『すかたん』を私なりにご紹介しました。)
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